クリエイティブの日々 No.178

LINEのアンケートは
使い道から質問を作る

LINEでアンケートを取るには。回答フォームの聞き方と結果の使い方

LINEの友だちにアンケートを取ってみたいんです。何を聞けばいいか、どこで作ればいいか分からなくて。

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ご相談
古川
古川

そのアンケート、答えを何に使うかは決まってますか?そこが決まると、聞くことも作る場所も自然と絞れます。

LINEの友だちが増えてきたら、お客さんの声を聞いてみたい。満足度を知りたい、次の新メニューの参考にしたい。そう思ってアンケートを作ったものの、回答が少なかったり、集まった答えをどう使えばいいか分からず、そのままになっていたりする。よくある話です。

アンケートは、作る前に「答えを何に使うか」を決めると、質問の数も、作る道具も、送る時期も決まります。逆に、使い道がないまま聞くと、答える人の手間だけが増えます。

この記事では、LINEでアンケートを取る方法の選び方、質問の作り方、送る時期とお礼、結果の使い方を書きます。友だちごとに記録を残す仕組みそのものの比較は、別の記事で扱っています。

この記事の要点

  • 聞く前に「答えを何に使うか」を1文にする
  • 質問は3問前後、選択式を中心に
  • 結果は答えてくれた人に返す

LINEで聞く方法と、リサーチ機能の終了

LINEでアンケートを取る方法を並べます。

方法仕組み向いている場面気をつけること
トークで聞く配信で1問だけ聞き、トークで返事をもらう少人数のお店、ひとことの感想集計は手作業。返事がチャットに混ざる
外部のフォームにつなぐGoogleフォームなどのリンクを配信やリッチメニューに置く質問が数問あり、表で集計したい誰が答えたかとLINEの友だちが結びつかない
Lステップの回答フォームLステップの機能で、回答を友だちごとに記録する答えによって次に送る中身を変えたいLステップの契約が要る
LINE公式アカウントのリサーチ管理画面でアンケートを作り、配信するすでに使っている場合2026年12月2日で提供終了の予定

LINE公式アカウントの「リサーチ」機能は、2026年12月2日で提供を終える予定で、それまでに段階的に使えなくなると案内されています(2026年10月時点のLINEヤフー for Businessの案内より)。これから始めるなら、ほかの方法で組み立てておくほうが安心です。すでに使っている場合は、過去の結果を早めに書き出しておいてください。

まず試すなら、外部のフォームにつなぐ方法が手軽です。答えによって配信を変えたいところまで考えているなら、Lステップの回答フォームが候補になります。どちらが合うかは、こちらで比べています。

あわせて読みたいLステップとは?LINE公式アカウントとの違いと、どちらが要るか

先に「答えを何に使うか」を1文にする

アンケートを作る前に、結果を見て何を決めるのかを1文で書きます。

  • 整体院:「来院のきっかけを聞いて、来月のチラシをどこに置くか決める」
  • パン屋:「好きな曜日を聞いて、焼きたての告知を送る曜日を決める」
  • 学習塾:「保護者が知りたいことを聞いて、次の説明会の話す順番を決める」

この1文に関係しない質問は、聞きたくても削ります。「年齢」「職業」を何となく入れると、それだけで答える手間が増えます。使い道があるときだけ入れてください。

名前や電話番号など、個人を特定できることを聞く場合は、何のために使うかをフォームの冒頭に書き添えます。聞かなくても目的が果たせるなら、聞かないのがいちばん安全です。

質問は3問前後。選択式を先に、自由回答は最後に1つ

答えてもらえるかは、質問の数と並べ方でかなり変わります。

  1. 01数を決める3問前後を目安にし、多くても5問までに収める
  2. 02順番を決める答えやすい選択式から始め、考える質問は後ろに置く
  3. 03選択肢を作る重ならない言葉にし、最後に「その他」を入れる
  4. 04自由回答を1つ置く「ほかに、あったらうれしいことは?」のように、最後に1つだけ
  5. 05自分で答えてみるスマホで実際に答え、かかった時間を計る

選択肢は、お店の言葉ではなくお客さんの言葉で書きます。「SNS経由」より「インスタを見て」「友だちに聞いて」のほうが、迷わず選べます。

例えばパン屋の場合、次の3問で十分に使える答えが返ってきます。

  1. よく来る曜日は?(月〜日から選ぶ)
  2. 来る時間帯は?(朝・昼・夕方から選ぶ)
  3. 焼きたてを知らせてほしいパンは?(自由回答)
古川
古川

質問が10問あると、答える側は途中で眠くなっちゃうんですよ。聞きたいことを我慢するのも、作る側の仕事です。

送る時期は、体験の直後。お礼は先に伝える

同じ質問でも、送る時期で回答の集まり方が変わります。感想を聞くなら、来店や体験の記憶が新しいうちに送ります。来店した日の夜や、体験レッスンの翌日などです。

送るときは、次の三つを1通にまとめます。

  • 何のためのアンケートか(「来月のメニューを決めるために」)
  • どのくらいで終わるか(「3問・1分ほど」)
  • 答えてくれた人へのお礼があるか、何か

お礼に特典を付けるなら、全員に渡せる小さなものが扱いやすいです。抽選で賞品を出す場合は、景品の決まりに当たらないかを確かめてから始めます。

特典をつけないと、答えてもらえないものですか?

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ご相談
古川
古川

特典がなくても、答えてくれる人はちゃんといますよ。「あなたの答えで決めます」と書いておくほうが、届く気がします。

結果は、配信と店づくりに戻す

集まった答えは、読んだら次の三つに分けます。

分け方例どうするか
すぐ直せること「駐車場の場所が分かりにくい」今週中に直し、リッチメニューの案内も変える
検討すること「日曜も開けてほしい」担当と期限を決めて、月1回の打ち合わせで話す
返事が要ること「アレルギーの表示を知りたい」個別に答えられる場合は答え、多ければ案内を作る

結果を使ったら、答えてくれた人に伝えます。「いただいた声をもとに、火曜の朝にも焼きたてを出すことにしました」と配信で一言送るだけで、アンケートが一方通行で終わりません。答えた人にも、自分の声が届いたことが分かります。

答えを使って、関係のある人にだけ配信を分ける方法もあります。分けて送る考え方は、別の記事で書いています。

あわせて読みたいLINEの一斉配信でブロックされないために。配信の頻度と中身の決め方

アンケートづくりでHEART CREATIONが手伝えること

HEART CREATIONは、LINE(Lステップ)の構築を、SNS運用・縦型動画・WEB/LP制作と同じチームで引き受けています(サービスの一覧)。

  • 「答えを何に使うか」から逆算した、質問と選択肢の設計
  • 外部のフォームやLステップの回答フォームの作成と、LINEからの入口づくり
  • 集まった答えを、配信やサイト、動画の企画に戻す流れの設計

リサーチ機能から別の方法に移したい、という段階のご相談もお受けします。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも承ります。

古川
古川

集まった声を、次の配信や企画に変えるところまで一緒にやります。まずは聞きたいことを一つ教えてください。

HEART CREATION

企画・撮影・編集・運用・LPまで、同じチームでお引き受けしています。

よくある質問

LINE公式アカウントのリサーチ機能はいつまで使えますか?

LINEヤフーの案内では、2026年12月2日で提供を終える予定で、それまでに段階的に使えなくなるとされています(2026年10月時点)。最新の日程は公式の案内を確かめてください。

LINEでGoogleフォームのアンケートを送っても大丈夫ですか?

送れます。配信やリッチメニューにフォームのリンクを置く形です。ただし、誰が答えたかとLINEの友だちは結びつかないため、人ごとに配信を変えたい場合は別の方法を考えます。

LINEのアンケートの回答率を上げるには?

質問を減らし、所要時間と使い道を最初に書くことです。送る時期を体験の直後にするだけでも、答えてもらいやすくなります。

LINEのアンケートは匿名にできますか?

外部のフォームなら、名前を聞かない作りにできます。Lステップの回答フォームは友だちごとに記録する仕組みなので、匿名で聞きたい内容には向きません。

アンケートの結果はお客さんに公開したほうがいいですか?

全部を出す必要はありません。結果をもとに何を変えたかを短く伝えると、答えた人に「聞いてもらえた」ことが伝わります。

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