LINEの友だちにアンケートを取ってみたいんです。何を聞けばいいか、どこで作ればいいか分からなくて。

そのアンケート、答えを何に使うかは決まってますか?そこが決まると、聞くことも作る場所も自然と絞れます。
LINEの友だちが増えてきたら、お客さんの声を聞いてみたい。満足度を知りたい、次の新メニューの参考にしたい。そう思ってアンケートを作ったものの、回答が少なかったり、集まった答えをどう使えばいいか分からず、そのままになっていたりする。よくある話です。
アンケートは、作る前に「答えを何に使うか」を決めると、質問の数も、作る道具も、送る時期も決まります。逆に、使い道がないまま聞くと、答える人の手間だけが増えます。
この記事では、LINEでアンケートを取る方法の選び方、質問の作り方、送る時期とお礼、結果の使い方を書きます。友だちごとに記録を残す仕組みそのものの比較は、別の記事で扱っています。
この記事の要点
- 聞く前に「答えを何に使うか」を1文にする
- 質問は3問前後、選択式を中心に
- 結果は答えてくれた人に返す
LINEで聞く方法と、リサーチ機能の終了
LINEでアンケートを取る方法を並べます。
| 方法 | 仕組み | 向いている場面 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| トークで聞く | 配信で1問だけ聞き、トークで返事をもらう | 少人数のお店、ひとことの感想 | 集計は手作業。返事がチャットに混ざる |
| 外部のフォームにつなぐ | Googleフォームなどのリンクを配信やリッチメニューに置く | 質問が数問あり、表で集計したい | 誰が答えたかとLINEの友だちが結びつかない |
| Lステップの回答フォーム | Lステップの機能で、回答を友だちごとに記録する | 答えによって次に送る中身を変えたい | Lステップの契約が要る |
| LINE公式アカウントのリサーチ | 管理画面でアンケートを作り、配信する | すでに使っている場合 | 2026年12月2日で提供終了の予定 |
LINE公式アカウントの「リサーチ」機能は、2026年12月2日で提供を終える予定で、それまでに段階的に使えなくなると案内されています(2026年10月時点のLINEヤフー for Businessの案内より)。これから始めるなら、ほかの方法で組み立てておくほうが安心です。すでに使っている場合は、過去の結果を早めに書き出しておいてください。
まず試すなら、外部のフォームにつなぐ方法が手軽です。答えによって配信を変えたいところまで考えているなら、Lステップの回答フォームが候補になります。どちらが合うかは、こちらで比べています。
あわせて読みたいLステップとは?LINE公式アカウントとの違いと、どちらが要るか先に「答えを何に使うか」を1文にする
アンケートを作る前に、結果を見て何を決めるのかを1文で書きます。
- 整体院:「来院のきっかけを聞いて、来月のチラシをどこに置くか決める」
- パン屋:「好きな曜日を聞いて、焼きたての告知を送る曜日を決める」
- 学習塾:「保護者が知りたいことを聞いて、次の説明会の話す順番を決める」
この1文に関係しない質問は、聞きたくても削ります。「年齢」「職業」を何となく入れると、それだけで答える手間が増えます。使い道があるときだけ入れてください。
名前や電話番号など、個人を特定できることを聞く場合は、何のために使うかをフォームの冒頭に書き添えます。聞かなくても目的が果たせるなら、聞かないのがいちばん安全です。
質問は3問前後。選択式を先に、自由回答は最後に1つ
答えてもらえるかは、質問の数と並べ方でかなり変わります。
- 01数を決める3問前後を目安にし、多くても5問までに収める
- 02順番を決める答えやすい選択式から始め、考える質問は後ろに置く
- 03選択肢を作る重ならない言葉にし、最後に「その他」を入れる
- 04自由回答を1つ置く「ほかに、あったらうれしいことは?」のように、最後に1つだけ
- 05自分で答えてみるスマホで実際に答え、かかった時間を計る
選択肢は、お店の言葉ではなくお客さんの言葉で書きます。「SNS経由」より「インスタを見て」「友だちに聞いて」のほうが、迷わず選べます。
例えばパン屋の場合、次の3問で十分に使える答えが返ってきます。
- よく来る曜日は?(月〜日から選ぶ)
- 来る時間帯は?(朝・昼・夕方から選ぶ)
- 焼きたてを知らせてほしいパンは?(自由回答)

質問が10問あると、答える側は途中で眠くなっちゃうんですよ。聞きたいことを我慢するのも、作る側の仕事です。
送る時期は、体験の直後。お礼は先に伝える
同じ質問でも、送る時期で回答の集まり方が変わります。感想を聞くなら、来店や体験の記憶が新しいうちに送ります。来店した日の夜や、体験レッスンの翌日などです。
送るときは、次の三つを1通にまとめます。
- 何のためのアンケートか(「来月のメニューを決めるために」)
- どのくらいで終わるか(「3問・1分ほど」)
- 答えてくれた人へのお礼があるか、何か
お礼に特典を付けるなら、全員に渡せる小さなものが扱いやすいです。抽選で賞品を出す場合は、景品の決まりに当たらないかを確かめてから始めます。
特典をつけないと、答えてもらえないものですか?

特典がなくても、答えてくれる人はちゃんといますよ。「あなたの答えで決めます」と書いておくほうが、届く気がします。
結果は、配信と店づくりに戻す
集まった答えは、読んだら次の三つに分けます。
| 分け方 | 例 | どうするか |
|---|---|---|
| すぐ直せること | 「駐車場の場所が分かりにくい」 | 今週中に直し、リッチメニューの案内も変える |
| 検討すること | 「日曜も開けてほしい」 | 担当と期限を決めて、月1回の打ち合わせで話す |
| 返事が要ること | 「アレルギーの表示を知りたい」 | 個別に答えられる場合は答え、多ければ案内を作る |
結果を使ったら、答えてくれた人に伝えます。「いただいた声をもとに、火曜の朝にも焼きたてを出すことにしました」と配信で一言送るだけで、アンケートが一方通行で終わりません。答えた人にも、自分の声が届いたことが分かります。
答えを使って、関係のある人にだけ配信を分ける方法もあります。分けて送る考え方は、別の記事で書いています。
あわせて読みたいLINEの一斉配信でブロックされないために。配信の頻度と中身の決め方アンケートづくりでHEART CREATIONが手伝えること
HEART CREATIONは、LINE(Lステップ)の構築を、SNS運用・縦型動画・WEB/LP制作と同じチームで引き受けています(サービスの一覧)。
- 「答えを何に使うか」から逆算した、質問と選択肢の設計
- 外部のフォームやLステップの回答フォームの作成と、LINEからの入口づくり
- 集まった答えを、配信やサイト、動画の企画に戻す流れの設計
リサーチ機能から別の方法に移したい、という段階のご相談もお受けします。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも承ります。

集まった声を、次の配信や企画に変えるところまで一緒にやります。まずは聞きたいことを一つ教えてください。
よくある質問
LINE公式アカウントのリサーチ機能はいつまで使えますか?
LINEヤフーの案内では、2026年12月2日で提供を終える予定で、それまでに段階的に使えなくなるとされています(2026年10月時点)。最新の日程は公式の案内を確かめてください。
LINEでGoogleフォームのアンケートを送っても大丈夫ですか?
送れます。配信やリッチメニューにフォームのリンクを置く形です。ただし、誰が答えたかとLINEの友だちは結びつかないため、人ごとに配信を変えたい場合は別の方法を考えます。
LINEのアンケートの回答率を上げるには?
質問を減らし、所要時間と使い道を最初に書くことです。送る時期を体験の直後にするだけでも、答えてもらいやすくなります。
LINEのアンケートは匿名にできますか?
外部のフォームなら、名前を聞かない作りにできます。Lステップの回答フォームは友だちごとに記録する仕組みなので、匿名で聞きたい内容には向きません。
アンケートの結果はお客さんに公開したほうがいいですか?
全部を出す必要はありません。結果をもとに何を変えたかを短く伝えると、答えた人に「聞いてもらえた」ことが伝わります。
