LINE公式アカウントを作ってみたんですが、管理画面に項目が多すぎて、どこから手をつければいいのか…。

開設は数分で終わるんです。大事なのは、そのあと友だちを集める前に決める、いくつかのことなんですよ。
LINE公式アカウントは、アプリやパソコンから誰でも開設できます。ところが、開いたあとの管理画面には設定が並んでいて、どれが今日やるべきことで、どれが後回しでいいのかが分かりにくい。とりあえず店頭にQRコードを貼ったら、アイコンが初期のままだった、という話もよく聞きます。
開設した日にやることは、実はそれほど多くありません。誰が管理するか、どう見えるか、友だちになった人に最初に何が届くか。この三つを決めて、社内で一度試してから友だちを集め始めれば、あとから大きく直すことは減ります。
この記事では、開設直後の設定を順番に書きます。友だちの集め方、予約の受け方、配信の頻度は、それぞれ別の記事で扱っています。
この記事の要点
- ログインと権限は「会社のもの」として作る
- プロフィールは誰の何のアカウントかが3秒で分かるように
- 友だちを集める前に、社内で一度友だちになる
開いた日にやることを、順番に並べます。
- 01ログインと権限会社として管理できる形にし、管理者を2人以上にする
- 02認証の判断未認証のまま始めるか、認証を申請するかを決める
- 03プロフィール名前・アイコン・背景・基本情報を入れる
- 04最初に届く画面あいさつメッセージ、応答の設定、リッチメニューを用意する
- 05社内で試すスタッフで友だちになり、届く順番に確かめる
料金プランは、ひと月に送るメッセージの量で選ぶものです。友だちが増えて、配信の量が見えてきてから見直せば十分なので、開設した日に悩む必要はありません。
ログインと権限は「会社のもの」として作る
LINE公式アカウントの管理画面には、LINEビジネスIDでログインします。IDはメールアドレスか、個人のLINEアカウントで作れます。2025年6月25日からは、開設するときにビジネスマネージャーの組織を選ぶか作ることが必須になりました(2026年10月時点の公式マニュアルより)。
ここで気をつけたいのは、担当者ひとりの個人のLINEアカウントだけで作り、その人しか入れない状態にすることです。担当者が異動や退職をすると、誰も管理画面に入れなくなります。
- 会社で管理するメールアドレスでIDを作る
- 管理者の権限を持つ人を、2人以上にする
- スタッフには、仕事に合った権限で招待する
メンバーの追加は、管理画面の権限管理から招待用のURLを発行して行います。URLは発行から24時間で切れ、1つのURLで追加できるのは1人だけです。1つのアカウントに登録できるメンバーは100人までです(2026年10月時点の公式マニュアルより)。

担当の方が辞めて、誰もログインできない。青ざめる話なんですが、本当によく聞くんです。最初の日に、管理者を2人にしてください。
退職や契約終了のときに権限を外す手順は、SNSのアカウント全般の話としてSNS乗っ取り対策にまとめています。
未認証で始めるか、認証を申請するか
LINE公式アカウントには、誰でも作れる「未認証アカウント」と、LINEヤフーの審査を通った「認証済アカウント」があります。
| 未認証アカウント | 認証済アカウント | |
|---|---|---|
| 作り方 | 誰でも開設できる | 開設後に申請し、審査を通る |
| 見た目 | バッジなし | 緑色の認証バッジが付く(日本の場合) |
| できること | 基本の機能は大きく変わらない | Web版の管理画面から友だち追加広告を出せる |
(2026年10月時点の公式の案内より)
店舗や会社として長く使うなら、認証の申請も検討してください。バッジは、同じ名前のアカウントが並んだときに「本物の店のアカウント」だと見分ける目印になります。申請は管理画面の設定から行えます。まずは未認証で動かし、プロフィールや中身を整えてから申請する流れでも問題ありません。
プロフィールは「誰の、何のアカウントか」が3秒で分かるように
友だち追加の前に、多くの人はプロフィールを見ます。ここで店の名前と中身が分からないと、追加をためらいます。
- アカウント名:お客さんが呼んでいる名前にする。「〇〇美容室 駅前店」のように、店舗が複数あるなら場所も入れる
- アイコン:店のロゴか、外観・看板の写真。小さく表示されても形が分かるものにする
- 背景画像:店内や商品など、何の店かが一目で分かる写真
- 基本情報:営業時間、電話番号、Webサイトを入れる。テイクアウトや宅配などのパーツも追加できる
名前の付け方は、別の記事で詳しく書いています。
あわせて読みたいSNSのアカウント名とユーザー名の付け方。会社のIDを決めるとき・変えるときの注意
アイコンは、トーク一覧でいちばん目にする顔なんです。スマホで小さく表示して、何の店か分かるか見てみてください。
友だちになった人に、最初に何が届くかをそろえる
プロフィールの次は、友だちになった直後の画面です。ここで用意するのは三つです。
- あいさつメッセージ:友だち追加の直後に届く1通。お礼だけでなく、次に何をすればいいかまで書く
- 応答の設定:届いたメッセージにスタッフがチャットで返すのか、自動の応答で返すのか。営業時間外の扱いも決める
- リッチメニュー:トーク画面の下に出る案内板。営業時間や地図など、何度も見に来る情報を置く
あいさつメッセージの中身は友だちの増やし方で、時間外の一言はLINEで予約・問い合わせを受けるで書いています。リッチメニューの作り方はこちらです。
あわせて読みたいリッチメニューの作り方。区切り方・デザイン・表示設定の決め方なお、ひと昔前の解説ではLINE VOOMへの投稿をすすめているものがありますが、LINE VOOMは2026年9月30日で提供を終えています(LINEヤフー for Businessの案内より)。今から設定する必要はありません。
友だちを集める前に、社内で一度友だちになる
設定が終わったら、店頭にQRコードを貼る前に、スタッフ数人で友だちになってみます。お客さんと同じ順番で画面を見ると、管理画面では気づかない抜けが見つかります。
- 友だち追加の画面で、名前とアイコンを見て何の店か分かるか
- あいさつメッセージの文字が長すぎないか、リンクは開くか
- リッチメニューの全部の枠を押して、意図した先に飛ぶか
- 営業時間外にメッセージを送ると、何が返ってくるか
社内で友だちになったら、あとで配信が社員にも届いてしまいませんか?

届きますけど、それでいいんです。お客さんと同じものを社員が受け取っていると、おかしな配信にすぐ気づけますから。
立ち上げをHEART CREATIONに任せるなら
HEART CREATIONは、LINE(Lステップ)の構築を、SNS運用・縦型動画・WEB/LP制作と同じチームで引き受けています(サービスの一覧)。
- ログイン・権限・認証の申請まで含めた、開設直後の設定
- プロフィール、あいさつメッセージ、リッチメニューの文と画像の制作
- 友だちを集める場所と、LINEで増やしたい数字の設計
最初に決めるのは友だちの数ではなく、LINEから増やしたい来店や相談の件数です。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも承ります。開設前の「作るべきかどうか」の段階でも大丈夫です。

最初の設定さえ済めば、あとは毎月少しずつ直すだけです。肩の力を抜いて始めましょう。
よくある質問
LINE公式アカウントは個人のLINEアカウントで作っても大丈夫ですか?
作れますが、その人しか管理画面に入れない状態は避けます。会社で管理するメールアドレスでLINEビジネスIDを作り、管理者を2人以上にしておくと、担当が変わっても困りません。
LINE公式アカウントの認証済アカウントにするには?
開設後に、管理画面の設定から認証を申請します。LINEヤフーの審査を通ると認証済アカウントになり、認証バッジが付きます。
LINE公式アカウントを開設したら、最初に何を設定すればいいですか?
管理者と権限、プロフィール、あいさつメッセージ、応答の設定、リッチメニューの順がおすすめです。友だちを集め始める前に、社内で一度友だちになって確かめます。
LINE公式アカウントはスマホだけで管理できますか?
スマホの管理アプリ(iOS・Android)とパソコンのWeb版の管理画面があり、開設もアプリからできます。画像の作成や細かな設定はパソコンのほうが作業しやすいので、両方を使い分けると楽です。
スタッフに管理画面を触ってもらうにはどうすればいいですか?
権限管理から招待用のURLを発行して送ります。URLは24時間で切れ、1つのURLで1人しか追加できないので、人数分を発行してください。
