クリエイティブの日々 No.179

LINE公式を開いたら
その日に決めること

LINE公式アカウントの開設と初期設定。開いた日にやることの順番

LINE公式アカウントを作ってみたんですが、管理画面に項目が多すぎて、どこから手をつければいいのか…。

?
ご相談
古川
古川

開設は数分で終わるんです。大事なのは、そのあと友だちを集める前に決める、いくつかのことなんですよ。

LINE公式アカウントは、アプリやパソコンから誰でも開設できます。ところが、開いたあとの管理画面には設定が並んでいて、どれが今日やるべきことで、どれが後回しでいいのかが分かりにくい。とりあえず店頭にQRコードを貼ったら、アイコンが初期のままだった、という話もよく聞きます。

開設した日にやることは、実はそれほど多くありません。誰が管理するか、どう見えるか、友だちになった人に最初に何が届くか。この三つを決めて、社内で一度試してから友だちを集め始めれば、あとから大きく直すことは減ります。

この記事では、開設直後の設定を順番に書きます。友だちの集め方、予約の受け方、配信の頻度は、それぞれ別の記事で扱っています。

この記事の要点

  • ログインと権限は「会社のもの」として作る
  • プロフィールは誰の何のアカウントかが3秒で分かるように
  • 友だちを集める前に、社内で一度友だちになる

開いた日にやることを、順番に並べます。

  1. 01ログインと権限会社として管理できる形にし、管理者を2人以上にする
  2. 02認証の判断未認証のまま始めるか、認証を申請するかを決める
  3. 03プロフィール名前・アイコン・背景・基本情報を入れる
  4. 04最初に届く画面あいさつメッセージ、応答の設定、リッチメニューを用意する
  5. 05社内で試すスタッフで友だちになり、届く順番に確かめる

料金プランは、ひと月に送るメッセージの量で選ぶものです。友だちが増えて、配信の量が見えてきてから見直せば十分なので、開設した日に悩む必要はありません。

ログインと権限は「会社のもの」として作る

LINE公式アカウントの管理画面には、LINEビジネスIDでログインします。IDはメールアドレスか、個人のLINEアカウントで作れます。2025年6月25日からは、開設するときにビジネスマネージャーの組織を選ぶか作ることが必須になりました(2026年10月時点の公式マニュアルより)。

ここで気をつけたいのは、担当者ひとりの個人のLINEアカウントだけで作り、その人しか入れない状態にすることです。担当者が異動や退職をすると、誰も管理画面に入れなくなります。

  • 会社で管理するメールアドレスでIDを作る
  • 管理者の権限を持つ人を、2人以上にする
  • スタッフには、仕事に合った権限で招待する

メンバーの追加は、管理画面の権限管理から招待用のURLを発行して行います。URLは発行から24時間で切れ、1つのURLで追加できるのは1人だけです。1つのアカウントに登録できるメンバーは100人までです(2026年10月時点の公式マニュアルより)。

古川
古川

担当の方が辞めて、誰もログインできない。青ざめる話なんですが、本当によく聞くんです。最初の日に、管理者を2人にしてください。

退職や契約終了のときに権限を外す手順は、SNSのアカウント全般の話としてSNS乗っ取り対策にまとめています。

未認証で始めるか、認証を申請するか

LINE公式アカウントには、誰でも作れる「未認証アカウント」と、LINEヤフーの審査を通った「認証済アカウント」があります。

未認証アカウント認証済アカウント
作り方誰でも開設できる開設後に申請し、審査を通る
見た目バッジなし緑色の認証バッジが付く(日本の場合)
できること基本の機能は大きく変わらないWeb版の管理画面から友だち追加広告を出せる

(2026年10月時点の公式の案内より)

店舗や会社として長く使うなら、認証の申請も検討してください。バッジは、同じ名前のアカウントが並んだときに「本物の店のアカウント」だと見分ける目印になります。申請は管理画面の設定から行えます。まずは未認証で動かし、プロフィールや中身を整えてから申請する流れでも問題ありません。

プロフィールは「誰の、何のアカウントか」が3秒で分かるように

友だち追加の前に、多くの人はプロフィールを見ます。ここで店の名前と中身が分からないと、追加をためらいます。

  • アカウント名:お客さんが呼んでいる名前にする。「〇〇美容室 駅前店」のように、店舗が複数あるなら場所も入れる
  • アイコン:店のロゴか、外観・看板の写真。小さく表示されても形が分かるものにする
  • 背景画像:店内や商品など、何の店かが一目で分かる写真
  • 基本情報:営業時間、電話番号、Webサイトを入れる。テイクアウトや宅配などのパーツも追加できる

名前の付け方は、別の記事で詳しく書いています。

あわせて読みたいSNSのアカウント名とユーザー名の付け方。会社のIDを決めるとき・変えるときの注意
古川
古川

アイコンは、トーク一覧でいちばん目にする顔なんです。スマホで小さく表示して、何の店か分かるか見てみてください。

友だちになった人に、最初に何が届くかをそろえる

プロフィールの次は、友だちになった直後の画面です。ここで用意するのは三つです。

  1. あいさつメッセージ:友だち追加の直後に届く1通。お礼だけでなく、次に何をすればいいかまで書く
  2. 応答の設定:届いたメッセージにスタッフがチャットで返すのか、自動の応答で返すのか。営業時間外の扱いも決める
  3. リッチメニュー:トーク画面の下に出る案内板。営業時間や地図など、何度も見に来る情報を置く

あいさつメッセージの中身は友だちの増やし方で、時間外の一言はLINEで予約・問い合わせを受けるで書いています。リッチメニューの作り方はこちらです。

あわせて読みたいリッチメニューの作り方。区切り方・デザイン・表示設定の決め方

なお、ひと昔前の解説ではLINE VOOMへの投稿をすすめているものがありますが、LINE VOOMは2026年9月30日で提供を終えています(LINEヤフー for Businessの案内より)。今から設定する必要はありません。

友だちを集める前に、社内で一度友だちになる

設定が終わったら、店頭にQRコードを貼る前に、スタッフ数人で友だちになってみます。お客さんと同じ順番で画面を見ると、管理画面では気づかない抜けが見つかります。

  • 友だち追加の画面で、名前とアイコンを見て何の店か分かるか
  • あいさつメッセージの文字が長すぎないか、リンクは開くか
  • リッチメニューの全部の枠を押して、意図した先に飛ぶか
  • 営業時間外にメッセージを送ると、何が返ってくるか

社内で友だちになったら、あとで配信が社員にも届いてしまいませんか?

?
ご相談
古川
古川

届きますけど、それでいいんです。お客さんと同じものを社員が受け取っていると、おかしな配信にすぐ気づけますから。

立ち上げをHEART CREATIONに任せるなら

HEART CREATIONは、LINE(Lステップ)の構築を、SNS運用・縦型動画・WEB/LP制作と同じチームで引き受けています(サービスの一覧)。

  • ログイン・権限・認証の申請まで含めた、開設直後の設定
  • プロフィール、あいさつメッセージ、リッチメニューの文と画像の制作
  • 友だちを集める場所と、LINEで増やしたい数字の設計

最初に決めるのは友だちの数ではなく、LINEから増やしたい来店や相談の件数です。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも承ります。開設前の「作るべきかどうか」の段階でも大丈夫です。

古川
古川

最初の設定さえ済めば、あとは毎月少しずつ直すだけです。肩の力を抜いて始めましょう。

HEART CREATION

企画・撮影・編集・運用・LPまで、同じチームでお引き受けしています。

よくある質問

LINE公式アカウントは個人のLINEアカウントで作っても大丈夫ですか?

作れますが、その人しか管理画面に入れない状態は避けます。会社で管理するメールアドレスでLINEビジネスIDを作り、管理者を2人以上にしておくと、担当が変わっても困りません。

LINE公式アカウントの認証済アカウントにするには?

開設後に、管理画面の設定から認証を申請します。LINEヤフーの審査を通ると認証済アカウントになり、認証バッジが付きます。

LINE公式アカウントを開設したら、最初に何を設定すればいいですか?

管理者と権限、プロフィール、あいさつメッセージ、応答の設定、リッチメニューの順がおすすめです。友だちを集め始める前に、社内で一度友だちになって確かめます。

LINE公式アカウントはスマホだけで管理できますか?

スマホの管理アプリ(iOS・Android)とパソコンのWeb版の管理画面があり、開設もアプリからできます。画像の作成や細かな設定はパソコンのほうが作業しやすいので、両方を使い分けると楽です。

スタッフに管理画面を触ってもらうにはどうすればいいですか?

権限管理から招待用のURLを発行して送ります。URLは24時間で切れ、1つのURLで1人しか追加できないので、人数分を発行してください。

NEWERLINEとメルマガの違い。どちらで何を送るか、両方持つときの分け方OLDERLINEでアンケートを取るには。回答フォームの聞き方と結果の使い方
Start your story

まず、
企画を1本。

初回のご相談は無料です。「SNSをやったほうがいい気がするが何をすべきか分からない」という段階で構いません。オンラインで60分いただければ、次に打つ手までお持ち帰りいただけます。

電話する LINE 相談する