セールのたびにLINEで配信していたら、送るたびにブロックが増えていきます。

言いにくいんですけど、ブロックは「多いから」より「自分に関係ないから」で押されることが多いんです。
LINE公式アカウントの友だちが増えてくると、次に気になるのがブロックです。配信するたびに数が増えると、送ること自体が怖くなって、だんだん配信が止まっていきます。
先に要点を書きます。ブロックを減らすのに効くのは、回数を減らすことより、受け取る人にとって関係のある中身を、約束した頻度で送ることです。全員に同じ内容を送る回数が増えるほど、関係のない人にも届く回数が増えます。
この記事では、ブロックにつながりやすい配信、頻度の決め方、1通の中身の組み方、送る相手の絞り方、ブロック数の見直し方を書きます。友だちの集め方とステップ配信のシナリオは、別の記事で扱います。
この記事の要点
- ブロックは「多い」より「関係ない」が続いたときに起こる
- 頻度は友だちになったときの約束で決める
- 全員に送らず、関係のある人にだけ届ける
ブロックにつながりやすい配信
まず、どんな配信がブロックを招きやすいかを並べます。どれも、受け取った人が「これは自分向けではない」と感じる形です。
| ブロックにつながりやすい配信 | 受け取った人の気持ち | 置き換えるなら |
|---|---|---|
| 毎回セールや値引きの告知だけ | 売り込みしか来ない | 数回に1回は、使い方や裏話の回にする |
| 長い文章と画像を何枚も | 開いても読む気が起きない | 用件を一つにして短く切る |
| 深夜や早朝に通知が鳴る | 生活のじゃまをされた | 相手が手を止める時間帯に送る |
| 全員に同じ内容 | 自分には関係ない話 | 興味や来店歴で送る相手を分ける |
| 「おはようございます」だけ | 何の用か分からない | 用件のない日は送らない |
ブロックされると、その人にはメッセージが届かなくなります。届かない相手への送信はメッセージ通数に数えられないので、料金の面では損をしません(2026年10月時点、LINE Developersの説明より)。ただし、ステップ配信もその人には止まり、ブロックを解除して戻ってきた場合は新しく友だち追加した人として扱われます(2026年10月時点の公式マニュアルより)。届く相手が静かに減っていく、というのがブロックの本当の痛さです。
頻度は「最初の約束」で決める
「週に何回までなら大丈夫か」は、よく聞かれる質問です。ただ、業種や商品によって答えが変わるので、決まった正解はありません。基準にするのは、友だちになったときに何を約束したかです。
例えば、毎朝パンを焼くお店が「焼き上がりの時間をお知らせします」と言って友だちを集めたなら、焼き上がりの連絡が週に何度か届いても、それは約束どおりです。一方、美容室が月に何度もキャンペーンを送ると、来店の周期より連絡のほうが多くなり、「まだ行かないのに」と感じさせます。
- 来店や購入の周期が短い商売(パン屋、飲食店、ジム)は、周期に合わせて回数を増やしてもよい
- 周期が長い商売(美容室、住宅、車)は、回数を絞り、1通の中身を厚くする
- あいさつメッセージで「月に数回お送りします」と書いたなら、その範囲を守る
送ると決めた回数を、中身が足りないのに埋めにいくのがいちばん危険です。用件のない月は、送らない判断をしてかまいません。

ちょうどいい回数って、正直どこにも無いんですよ。約束した回数が、そのお店の正解です。
1通の中身は「1つの用件」に絞る
LINEの配信は、トーク一覧や通知に出る最初の数文字で、開くかどうかが決まります。分析画面の「開封」も、トークルームを開かずにプレビューで表示された場合を含んで数えられます(2026年10月時点の公式マニュアルより)。最初の一行で用件が分からない配信は、開かれる前に判断されてしまいます。
例えば整体院のお知らせなら、次のように変わります。
変更前:いつもご利用ありがとうございます。朝晩が涼しくなってきましたね。さて、今月のお知らせです。
変更後:10月の土曜午前は、予約の空きがあと3枠です。
前置きを削り、いちばん伝えたいことを一行目に置く。1回の配信で伝える用件は一つにして、画像を付けるなら内容が一目で分かる1枚にします。キャンペーンと新メニューと休業日を一度に詰め込むと、どれも伝わりません。
毎回クーポンを付けないと、読んでもらえない気がするんです。

毎回クーポンだと、送る側も疲れちゃいますよね。たまには読みものだけの回があって、いいんですよ。
全員に送らず、関係のある人にだけ届ける
全員に同じ内容を送るほど、その話に関係のない人にも届きます。LINE公式アカウントでは、送る相手を絞り込んで配信できます。
- 属性(性別・年齢・地域など)で絞る
- オーディエンスで絞る(過去のメッセージのリンクを押した人、メッセージを開封した人、リッチメニューを押した人、特定の経路から友だち追加した人、チャットにタグを付けた人など)
ただし、どちらにも人数の条件があります。属性で絞るにはターゲットリーチが100人以上、絞った後の推計人数が50人以上必要で、オーディエンスも配信に使うには50人以上が必要です(2026年10月時点の公式マニュアルより)。友だちが少ないうちは、絞り込みより「全員に送ってよい中身か」を先に考えるほうが現実的です。
例えば外壁塗装の会社なら、「塗り替えの時期の目安」の配信でリンクを押した人だけに、翌月の現地調査の案内を送る。興味を示した人にだけ次の話をすれば、関係のない人に営業の連絡が届くことはありません。
ボタンを押した、フォームでこう答えた、という一人ひとりの行動で細かく送り分けたい場合は、Lステップのような外部ツールが選択肢になります。違いは別の記事にまとめています。
あわせて読みたいLステップとは?LINE公式アカウントとの違いと、どちらが要るかブロック数は「配信した日」と並べて見る
ブロックが増えているかどうかは、管理画面の「分析」で日ごとの数を確認できます。友だち追加の経路ごとのブロック数も見られます(2026年10月時点の公式マニュアルより)。大事なのは、ブロック数だけを眺めるのではなく、配信した日と並べることです。
- 01配信を記録するいつ・誰に・何を送ったかを、簡単な表に残す
- 02翌日から数日を見る配信のあと、ブロック数が普段より増えた日があるかを確かめる
- 03共通点を探す増えた配信に、長い・売り込み・時間帯など同じ特徴がないかを見る
- 04一つだけ変える次の配信で一か所だけ変えて、同じように数を見る
ブロックの数がゼロになることはありません。見るべきなのは、ある配信のあとにだけ目立って増えていないか、です。数が少ないうちは日ごとの増減がぶれやすいので、ひと月単位で比べると傾向がつかみやすくなります。
配信の見直しでHEART CREATIONができること
HEART CREATIONは、LINE(Lステップ)の構築を、SNS運用・縦型動画・WEB/LP制作と同じチームで引き受けています(サービスの一覧)。
- あいさつメッセージで約束する内容と、配信の頻度の決め直し
- 配信の文面と画像を、用件ごとに作り直す
- 友だちの行動で送り分ける仕組みづくり(必要な場合はLステップの構築)
配信を増やすことが目的のご相談より、「送るたびにブロックが増えて困っている」段階のほうが、見直せることは多くあります。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも承ります(相談する)。

送る理由がある日にだけ送る。そのルールを決めるところから、一緒にやっていきましょう。
よくある質問
LINE公式アカウントで、誰がブロックしたかは分かりますか?
管理画面の分析で確認できるのは、日ごとのブロック数や、友だち追加の経路ごとのブロック数です。ブロック数を配信した日と並べて見ると、どの配信のあとに増えたかの見当がつきます。
ブロックしている人にも配信の料金はかかりますか?
かかりません。ブロックしている人のように、メッセージが実際に届かない相手への送信は、メッセージ通数に数えられません(2026年10月時点)。
ブロックを解除した人には、あいさつメッセージがまた届きますか?
設定によります。「はじめて友だち追加されたときにのみ送信」をオンにしていなければ、ブロック解除のあとにも送られます。ステップ配信は、新しく友だち追加した人として扱われます。
LINEの配信は何時に送るのがいいですか?
決まった正解はなく、お客さんがスマホを手に取る時間に合わせます。飲食店なら食事の前、会社員向けなら通勤や昼休みなど、生活の流れから考えます。
ブロック率はどのくらいなら普通ですか?
業種や友だちの集め方で大きく変わるため、一律の目安はありません。他社の数字と比べるより、自分のアカウントで配信のあとに増えたかどうかを見るほうが役に立ちます。
