クリエイティブの日々 No.074

縦型動画を頼む
依頼から納品まで

縦型動画の制作を制作会社に頼むときの流れ。依頼から納品までの段取り

動画の制作会社に頼むのは初めてで。何をどの順番で進めるのか、まったく見当がつかないんです。

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ご相談
古川
古川

最初はみんなそうなので、落ち着いて大丈夫です。流れさえ知っておけば、止まる所は決まってますから。

縦型動画を外の制作会社に頼もうと決めても、そこから先が見えないという声はよく聞きます。いつまでに何を用意すればいいのか、社内の誰が関わるのか、どのくらいの期間を見ておけばいいのか。分からないまま進めると、公開したい日に間に合わなかったり、撮り終わってから話が振り出しに戻ったりします。

制作会社によって細かな違いはありますが、流れの骨組みはだいたい同じです。相談、企画、撮影、編集、納品。このうち、発注する側の動きで仕上がりと日程が大きく変わるのは、企画と確認の2か所です。

この記事では、依頼から納品までの段取りを順に追い、それぞれの段階で発注する側が用意することと、止まりやすい所を書きます。

この記事の要点

  • 流れは相談・企画・撮影・編集・納品。日程は公開したい日から逆算する
  • 発注側の動きで日程が変わるのは、企画と確認の2か所
  • 「決める人」を1人にして、撮る前に台本でOKを出す

依頼から納品までの全体像

まず、全体の流れを並べます。

段階制作会社がすること発注する側がすること
相談目的と状況を聞く追いたい数字、使う場所、時期を伝える
提案・見積本数・撮影の有無・進め方を提案する社内で決める人を決め、発注する
企画・台本企画と台本を作る中身を確かめ、撮る前にOKを出す
撮影撮影する場所・出演者・小道具を手配し、立ち会う
編集・確認編集し、初稿を出す確認して、直してほしい所を伝える
納品・公開仕上がったデータを渡す公開し、結果を見る

期間の目安は、会社や本数で変わります。HEART CREATIONでは、縦型動画はご依頼から3〜5週間ほどで最初の本数をお届けするのが標準で、そのうち企画に2週間、撮影と編集に2週間前後をかけています。

日程は、公開したい日から逆算して組みます。新商品の発売日、季節の繁忙期、イベントの日。決まった日があるなら、その日から確認と修正の期間を引き、撮影日を引き、企画の期間を引く。相談の時点でこの日付が分かっていると、制作会社も無理のない進め方を提案できます。

相談の前に、手元に用意しておくこと

最初の相談は、何も決まっていなくても始められます。ただ、次のことが分かっていると、話が早く進みます。

  • 動画の先で増やしたい数字:問い合わせ、来店、応募、商品ページへの移動など、1つ
  • 使う場所:Instagram、TikTok、YouTubeショート、広告、サイト、店頭のモニターのどれか
  • 公開したい日:決まった日があるかどうか
  • 出られる人と場所:社員が出られるか、撮影できる場所はどこか
  • 今ある素材:過去の動画、写真、ロゴ、パンフレット

使う場所は、意外と撮り方に関わります。通常の投稿として出すのか、広告として配信するのかで、冒頭の作り方や1本に入れる情報の量が変わるからです。両方に使う予定なら、最初から伝えておきます。

例えば、地域の学習塾が春の入塾に向けて動画を作るなら、「1月中旬に公開したい」「追うのは体験授業の申し込み数」「教室長が出られる」「教室で撮れるのは授業のない午前中」。これだけ分かっていれば、制作会社は日程と企画の方向を具体的に組めます。

企画と台本で、ほとんどが決まる

流れの中で、発注する側がいちばん力を入れたいのが企画と台本の段階です。撮影と編集は、ここで決めたことを形にする作業になります。

止まりやすいのは、社内の確認です。担当者が台本を見てOKを出したあと、撮影が終わってから上の人が初めて目を通し、「この言い方はうちらしくない」と言う。撮り直しになれば、日程は大きくずれます。

古川
古川

撮り終わってから社長が初めて見て、全部ひっくり返る。これがいちばん困るんですよ……。

これを防ぐには、決める人を1人に決め、その人に台本の段階で見てもらいます。決める人が忙しくて時間が取れない場合は、確認する観点を「言ってはいけないことが入っていないか」「追う数字につながる締めになっているか」の2つに絞って頼むと、短い時間でも見てもらえます。

1本だけで当てにいかず、冒頭を変えた何本かを同時に作る場合は、その本数もこの段階で決めます。考え方は、同時期に書いている別の記事にまとめています。

あわせて読みたいショート動画は1本で当てにいかない。複数パターンを同時に出す考え方

撮影から編集、確認まで

台本が決まったら、撮影です。場所の手配や出演者への連絡、当日の持ち物など、撮影日までの準備は同時期に書いている別の記事にまとめているので、ここでは流れだけ押さえます。撮影には、決める人か、台本の意図を分かっている担当者が立ち会います。その場で「この言い方で大丈夫か」を決められる人がいると、撮り直しが減ります。

撮影のあと、制作会社が編集して初稿を出します。ここからが2つ目の山場、確認です。HEART CREATIONでは、修正は2回までを含んでいます。2回で仕上げるには、確認の進め方を先に決めておくのが近道です。確認する人が増えるほど意見が割れ、直すたびに別の所が変わってしまうからです。

確認を早く終えるために、決めておくことは3つです。

  1. 01確認する人社内で見る人を決め、意見は担当者が1つにまとめてから伝える
  2. 02期限初稿を受け取ってから何日で返すかを先に決める
  3. 03見る順番まず中身(言っていること)、次に見え方(文字・色・音)の順で見る

確認の期限が決まっていないと、初稿が誰かの受信箱で止まったまま、日だけが過ぎていきます。直してほしい所の伝え方は、同時期に書いている別の記事で扱います。

あわせて読みたい動画の修正依頼の出し方。修正指示の書き方と、2回で決めるコツ
古川
古川

初稿が誰の所で止まっているか分からないと、案件ごと眠っちゃうんですよ。期限、大事です。

納品は終わりではなく、公開の準備

最後に、仕上がった動画を受け取ります。受け取るときに確かめたいのは、次のことです。

  • 使う場所ごとのファイルがそろっているか(縦長のまま、媒体ごとに文字の位置が合っているか)
  • 投稿のときに添える説明文や、表紙にする画があるか
  • BGMを使っている場合、その音源をどの媒体でいつまで使えるか
  • 元の素材をどこまで受け取るか

公開したら、それで終わりではありません。最初に決めた数字が動いたかどうかを、公開から2週間ほどで見ます。HEART CREATIONでは、入口を変えた複数のパターンを出し、2週間で結果を見て、反応の良い方向に寄せていくのを基本にしています。納品は、その最初の一歩です。

初めての動画制作を、相談から一緒に

HEART CREATIONでは、縦型動画の企画・撮影・編集から、公開後の運用や広告、動画の先のLPまでを同じチームで引き受けています(サービス一覧)。

  • 追う数字と公開したい日から、無理のない日程を組む
  • 決める人に見てもらいやすい形で、企画と台本をお出しする
  • 東京・横浜を拠点に全国へ。打ち合わせはオンライン、撮影は出張で伺います

「何を作ればいいか分からない」という段階でのご相談で構いません。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも承ります(ご相談はこちら)。

古川
古川

最初の相談は、雑談くらいの気持ちで来てください。よろしくお願いします。

HEART CREATION

企画・撮影・編集・運用・LPまで、同じチームでお引き受けしています。

よくある質問

縦型動画の制作期間は、どのくらい見ておけばいいですか?

本数や撮影の有無で変わります。HEART CREATIONでは、ご依頼から最初の本数をお届けするまで3〜5週間ほどが標準です。公開したい日が決まっているなら、そこから逆算して早めにご相談ください。

台本は、自分たちで書いて渡す必要がありますか?

必要ありません。制作会社が台本を作り、発注する側は中身を確かめてOKを出すのが一般的です。伝えたいことや、お客さんからよく聞かれる質問をメモで渡してもらえると、台本に反映しやすくなります。

打ち合わせは、オンラインだけで進められますか?

進められます。HEART CREATIONでは、打ち合わせはオンラインで行い、撮影のときだけ現地に伺う形で全国のご依頼をお受けしています。

撮影の日に、社長や責任者が立ち会う必要はありますか?

必ずしも必要ではありませんが、台本の意図が分かっていて、その場で判断できる人には立ち会ってもらいます。現場で決められる人がいないと、確認のために撮影が止まったり、撮り直しが増えたりします。

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初回のご相談は無料です。「SNSをやったほうがいい気がするが何をすべきか分からない」という段階で構いません。オンラインで60分いただければ、次に打つ手までお持ち帰りいただけます。

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