Googleマップのお店の情報は、何年か前に登録したきりです。SNSを頑張っていれば、そっちは放っておいても大丈夫ですか?

SNSで知った人も、最後は地図で確かめに来るんです。両方を少しずつ整えれば大丈夫ですよ。
インスタやTikTokでお店を知った人は、そのまま来店するわけではありません。多くの人は店名で検索し、Googleマップで場所と営業時間を確かめ、口コミと写真を見てから足を運びます。この確かめる場所が古いままだと、SNSで生まれた「行ってみたい」が、地図の上で止まってしまいます。
Googleマップや検索に出るお店の情報は、Googleビジネスプロフィールで管理します。SNSが「知ってもらう入口」なら、ビジネスプロフィールは「確かめて決める場所」です。逆に、地図で見つけた人がSNSを開いて、お店の雰囲気を確かめることもあります。2つは別々に運用するより、行き来できるようにつないだほうが来店につながります。
この記事では、地図検索とSNSの役割の違い、ビジネスプロフィールで確かめられること、SNSへのつなぎ方、数字の見比べ方を書きます。地図の順位を上げる細かな手法は扱いません。
この記事の要点
- SNSは知ってもらう入口、地図は確かめて決める場所
- SNSで見せたものを、地図の写真と最新情報にも置く
- 地図の数字で、SNSのあとに何が起きたかを見る
地図で探す人と、SNSで出会う人
同じお店を見ていても、地図とSNSでは、見ている人の状態が違います。
| 地図検索(Googleマップ・検索) | SNS | |
|---|---|---|
| 来る人の状態 | 今、近くで探している | まだ探していない人も多い |
| 見ているもの | 場所・営業時間・口コミ・写真 | 投稿の中身・店の人・雰囲気 |
| 次の行動 | ルートを調べる・電話する | 保存する・フォローする・店名で検索する |
| 強いところ | 決めかけている人に届く | 知らなかった人に知ってもらえる |
例えば、駅前の整骨院なら、「〇〇駅 整骨院」と地図で探す人は、今日か明日には行く先を決めたい人です。一方、肩こりのストレッチの動画を見た人は、まだ通うつもりはありません。けれど、何週間かして肩が痛くなったとき、その整骨院の名前で検索するかもしれません。
Googleは、地図検索の結果を主に関連性・距離・知名度で決めていると説明しています(2026年10月時点)。SNSの投稿が地図の順位を直接上げるとは書かれていません。SNSが担うのは、順位ではなく「名前で探してもらう」ことのほうです。
SNSから来た人が、地図で確かめること
SNSでお店を知った人が地図で見るのは、主に次の4つです。
- 営業時間と定休日、臨時休業
- 場所と、店の入口・外観
- 写真(店内、商品、メニュー、店の人)
- 口コミと、それへのお店の返信
いちばん困るのは、SNSで見たものが地図に無いことです。リールで見た店内の雰囲気や新しいメニューが、地図の写真には一枚も無い。並んでいるのは、お客さんが何年も前に撮った暗い写真だけ。そうなると、来ようとした人は「本当にこの店で合っているのか」と迷います。
SNSのために撮った写真は、地図にも回します。外観と入口、店内、主な商品、店の人の4種類がそろっていれば、初めての人が迷いにくくなります。店名の書き方や営業時間をSNSと地図でそろえる話は、飲食店の記事でも触れています。
あわせて読みたい飲食店のショート動画で来店につなげる。料理の映し方と店までの道筋
地図用の写真は、撮影の日を1日決めてまとめて撮っちゃいましょう。季節ごとに撮り直せば十分です。
ビジネスプロフィールから、SNSへつなぐ
ビジネスプロフィールには、SNSとつなぐための仕組みが2つあります(2026年10月時点、Googleビジネスプロフィールのヘルプより)。
1つ目は、ソーシャルメディアのリンクです。Facebook・Instagram・LinkedIn・Pinterest・TikTok・X・YouTubeへのリンクを、それぞれ1つずつプロフィールに載せられます。ただし、一部の地域でしか使えない機能なので、表示されない場合もあります。
2つ目は、投稿の機能です。「最新情報」「特典」「イベント」の3種類があり、最新情報やイベントには予約や詳細確認などのボタンを付けられます。特典には「特典を表示」のボタンが付きます。投稿は、検索やマップのプロフィールの中に表示されます。
SNSで出したものを、地図の側にも短く置いていく流れにすると、手間が増えすぎません。
- 01SNSで出すいつもどおり、SNSで新しい商品やお知らせを投稿する
- 02同じ写真と一文を最新情報にSNSで使った写真と、要点の一文をビジネスプロフィールの最新情報にも出す
- 03期間のあるものは特典・イベントでセールや店頭イベントは、期間を入れて特典やイベントとして出す
- 04営業時間の変更は地図が先臨時休業や時間の変更は、SNSより先にビジネスプロフィールを直す

同じことを2か所に書くの、正直めんどうなんですよね。だから週に1回、まとめてやる日を決めるんです。
地図の数字で、SNSのあとを見る
ビジネスプロフィールの「パフォーマンス」では、お店を見つけるのに使われた検索語句、プロフィールを見た人の数、ルートを調べた数、通話ボタンが押された数、ウェブサイトのクリック数などを見られます(2026年10月時点)。検索語句は月の初めに更新されます。
SNSと並べて見ると、効き目の手がかりになります。
| 見る数字 | SNSと並べて見ること |
|---|---|
| 検索語句 | 店名で探されている数が、SNSで大きく見られた月に増えたか |
| ルート・通話 | 来店や予約につながる動きが、SNSの企画を変えた後に増えたか |
| 検索語句の中身 | 地図で探す人が使う言葉を、SNSの投稿の題材にできないか |
3つ目は見落とされがちです。例えば、町の自転車店で「パンク修理 当日」という言葉で見つけられているなら、それはそのままSNSのネタになります。地図で探す人の言葉は、お客さんの困りごとそのものです。SNSから来た人の数え方は、別の記事でくわしく書いています。
あわせて読みたいSNSからの流入を計測する方法。UTMパラメータの付け方と名付けのルールルートの数が増えたら、SNSのおかげと言っていいですか?
それだけでは言い切れません。季節や天気、近くのイベントでも数字は動きます。店頭で「何で知りましたか」と聞いた答えや、SNSの見られた数と並べて、同じ動きが続くかを何か月か見てください。
地図とSNSをまとめて、HEART CREATIONと
地図とSNSは、別の担当がばらばらに見ていることが多いところです。HEART CREATIONでは、つないで見る形でお手伝いしています。
- 最初に、SNSの先で増やしたい数字(来店・予約・電話など)を一緒に決める
- 企画・撮影・編集・運用を同じチームで受け持ち、SNSと地図で見せるものをそろえる
- 動画で伝えたことをサイトの一行目に置き、計測の環境まで整える
「SNSも地図も、何から手を付ければいいか分からない」段階でのご相談で構いません。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも対応しています。ご相談はこちらからどうぞ。

まずはお店の名前で一緒に検索してみましょう。そこから見えることが、けっこうあるんですよ。
よくある質問
GoogleビジネスプロフィールとGoogleマップは何が違いますか?
Googleマップは地図のサービスで、そこに表示されるお店の情報を、お店の側から管理するための仕組みがGoogleビジネスプロフィールです。営業時間や写真、投稿などは、ビジネスプロフィールから更新します。
GoogleビジネスプロフィールにInstagramのリンクは載せられますか?
載せられます。2026年10月時点では、InstagramのほかFacebook・LinkedIn・Pinterest・TikTok・X・YouTubeへのリンクを、それぞれ1つずつ追加できます。ただし一部の地域でのみ使える機能のため、表示されない場合もあります。
SNSを頑張れば、Googleマップの順位は上がりますか?
Googleは、地図検索の結果は主に関連性・距離・知名度で決まると説明しており、SNSの投稿が順位を直接上げるとは書いていません。SNSは、店名で探してもらうきっかけを増やす役と考えるのが現実的です。
ビジネスプロフィールの投稿は、どのくらいの頻度で出せばいいですか?
決まった頻度はありません。SNSで新しい商品やお知らせを出したときに、同じ写真と一文を出すくらいで十分です。期間のあるセールやイベントは、特典やイベントの投稿で期間を入れて出します。
Googleマップの写真は、誰が撮ったものが表示されますか?
お店が載せた写真のほか、お客さんが投稿した写真も表示されます。お店側でも外観・店内・商品・人の写真をそろえておくと、初めての人が様子をつかみやすくなります。
