ストーリーズって、毎日何か出さないといけないんですか? 正直、ネタが続かなくて。

毎日じゃなくて大丈夫です。出すなら、思わず返事をしたくなる1枚にしてみてください。
ストーリーズは、Instagramの画面の上に丸く並んでいる、24時間で消える投稿です。リールやフィード投稿のように作り込む必要がなく、手軽に出せる分、「何を出せばいいのか分からない」「とりあえず営業日のお知らせだけ流している」という声をよく聞きます。
ストーリーズの役目は、すでにつながっている人との「今日の話」です。告知もその1つですが、それだけではもったいない。質問や投票のスタンプで声を集める、仕事の途中を見せる、行動する日を決めてもらう。ストーリーズには、フィードやリールにはない、見る人と短くやりとりするための道具がそろっています。
この記事では、企業アカウントがストーリーズを使う場面を4つに分けて書きます。ストーリーズが主にフォロワーに届くこと、告知に向いていることは、フォロワーの記事で触れています。
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- ストーリーズは、すでにつながった人との「今日の話」
- スタンプで声を集め、やりとりのきっかけにする
- 残したいものはハイライトへ移し、数字で話題を選ぶ
ストーリーズは「今日」を見せる場所
まず、ストーリーズの性格を押さえておきます。公式ヘルプでは、ストーリーズは写真や動画を24時間限定でシェアする機能で、ハイライトに追加した場合だけプロフィールに残る、と説明しています(2026年10月時点)。
消えることが前提なので、出すものの基準が変わります。リールやフィード投稿は、何か月も後に見られても通じる中身が前提です。ストーリーズは反対に、今日だから意味があるもの、作り込んでいないからこそ伝わるものに向いています。
使える主なスタンプは、2026年10月時点の公式ヘルプで次のように案内されています。
| スタンプ | できること | 使いどころの例 |
|---|---|---|
| 質問 | 見た人から自由な文章を受け取る | 「家づくりで不安なこと、教えてください」 |
| アンケート・絵文字スライダー | 2択などで答えてもらう、気持ちの度合いを聞く | 「秋の新作、どっちの色がいい?」 |
| クイズ | 選択肢から正解を当ててもらう | 「この道具、何に使うでしょう」 |
| カウントダウン | 日時までの残りを表示する | 発売日、イベント、受付の締め切り |
| リンク | 外部のページへ送る | 予約ページ、LP、ブログ記事 |
| 場所・メンション | 店の場所や、関わった人のアカウントを示す | 出張先の現場、コラボ相手 |
告知だけで終わらせず、声を集める

「本日も営業中です」が毎日続くと、見る側はだんだんこの顔になっていくんですよね…。
ストーリーズを告知の掲示板だけにすると、見る人は「いつもの」と思って指で飛ばすようになります。そこで、見る人が指1本で参加できるスタンプを混ぜます。
例えば、町の花屋さんなら、母の日の前に「カーネーションのアレンジ、ピンクと黄色どっちが好き?」とアンケートを出す。答えた人は、自分が選んだ色が店頭に並ぶか気になります。数日後に「ピンクが多かったので、多めに作りました」と結果を出せば、それ自体が次のストーリーズになります。
地域の工務店なら、質問スタンプで「家づくりで、今いちばん不安なこと」を聞きます。集まった声には、名前を伏せたうえで「こんな質問をいただきました」と答えを返す。質問した人だけでなく、同じ不安を持っていた人にも届きます。集まった質問を、リールやフィード投稿のネタに回すこともできます。
質問への返事やスタンプへの反応は、DMでのやりとりにつながることもあります。返し方の決まりは、こちらの記事で扱っています。
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お客さんの答えで新しいメニューが決まると、お店もお客さんもちょっと楽しいんですよね。
仕事の途中を、そのまま見せる
ストーリーズに向いているもう1つの中身が、仕事の途中です。完成品はフィード投稿やリールで見せられますが、途中の様子は作り込んだ投稿にすると不自然になりがちです。24時間で消えるストーリーズなら、整えすぎずに出せます。
- 菓子店:朝の仕込み、焼き上がりを待つオーブンの前
- 工務店:今日の現場の進み具合、雨の日の養生
- 学習塾:テスト前日の自習室、先生が問題を作っている机
- 事務所・BtoB:展示会の準備、届いたばかりの新しい機材
見る人がここで受け取るのは、商品の情報より「この会社の人たちは、今日もこうやって働いている」という手触りです。何度も目にするうちに、会社の名前より先に人の顔や仕事ぶりを覚えてもらえます。
ただし、人や現場を写すときは、写る人の了解と、写してはいけないものの確認を先に済ませます。工事中のお客さんの家なら、住所が分かる表札や窓の外の景色にも気をつけます。
リンクとカウントダウンで、動く日を決めてもらう
ストーリーズは、「いつか行こう」を「この日に行こう」に変えるのにも向いています。
カウントダウンのスタンプは、発売日や受付の締め切りまでの残りを表示できます。公式ヘルプでは、見た人がリマインダーをオンにすると、カウントダウンが終わったときに通知が届くと案内しています(2026年10月時点)。「来週末のイベント」を覚えておいてもらうのに使えます。
リンクのスタンプは、予約ページやLPに直接送れる入口です。使うときに確かめたいのは、押した先が直前のストーリーズの続きになっているかどうかです。「秋の限定コース、残り3枠です」と書いたのに、リンク先がトップページなら、見た人は限定コースを探して迷います。ストーリーズ用のリンクとプロフィール用のリンクを分けて数える方法は、計測の記事にまとめています。
あわせて読みたいSNSからの流入を計測する方法。UTMパラメータの付け方と名付けのルール
リンクを貼る前に、自分のスマホで一度押してみてください。せっかくの1タップ、迷わせたらもったいないです。
残すものはハイライトへ、話題は数字で選ぶ
24時間で消えるストーリーズでも、残しておきたいものがあります。よく聞かれる質問への答え、お客さんの声、店までの道順などです。これらはハイライトに移すと、プロフィールにずっと表示できます。ハイライトをどう並べるかは、プロフィールの記事で扱っています。
あわせて読みたいインスタのプロフィールの書き方。問い合わせが来る自己紹介・リンク・ハイライトどの話題が見る人に響いたかは、ストーリーズのインサイトで確かめます。2026年10月時点の公式ヘルプでは、閲覧数、閲覧者の数、返信やスタンプのタップ・リンクのタップなどのインタラクション、ストーリーズから起きたプロフィールへのアクセスやウェブサイトのクリックを確認でき、消えたあとも作成から2年間はインサイトを見られるとしています。
見るのは、閲覧数の大小より「どの話題で返事やタップが多かったか」です。仕事の途中を見せた日と、告知だけの日で、返信の数を比べてみる。返事が多かった話題を増やしていくと、出すたびに迷うことが減っていきます。
ストーリーズを含めた、毎日の発信の組み立てを手伝います
ストーリーズは、リールやフィード投稿とつながってはじめて生きます。HEART CREATIONでは、それぞれの役割を決めるところからご一緒しています。
- リール・フィード投稿・ストーリーズの役割を分け、無理なく続く組み立てを一緒に考える
- 企画・撮影・編集・運用を、分業せず同じチームで引き受ける
- ストーリーズのリンクの先にある予約ページやLINEまで整え、計測の仕組みも設計する
初回のご相談は無料で、オンライン60分でも対応しています(ご相談はこちら)。「ストーリーズに何を出せばいいか分からない」という段階からでかまいません。

まずは今週、質問スタンプを1回出してみませんか。返ってきた声が、次の投稿の種になりますよ。
よくある質問
企業のインスタで、ストーリーズは何に使えばいいですか?
すでにつながっている人との「今日の話」に使います。告知に加えて、質問やアンケートのスタンプで声を集める、仕事の途中を見せる、カウントダウンやリンクで行動する日を決めてもらう、といった使い方があります。
ストーリーズは毎日投稿したほうがいいですか?
毎日である必要はありません。決まり文句のお知らせを毎日流すより、返事をしたくなる1枚を出すほうが、見る人とのやりとりにつながります。続けられる回数を先に決めておきます。
ストーリーズは24時間で消えたら、もう見られませんか?
見る人の画面からは消えますが、ハイライトに追加すればプロフィールに残せます。また2026年10月時点の公式ヘルプでは、ストーリーズのインサイトは作成から2年間確認できるとしています。
ストーリーズにリンクは貼れますか?
リンクのスタンプを使えば、予約ページやLPなど外部のページに送れます。押した先が直前のストーリーズの続きになっているかを、自分のスマホで確かめてから出します。
ストーリーズのアンケートや質問スタンプは、どんな業種でも使えますか?
使えます。花屋さんなら新作の色、工務店なら家づくりの不安など、見る人が答えやすい問いにすれば、業種を選びません。集まった声は、名前を伏せたうえで次の投稿の材料にもできます。
