Xで広告を出せるのは知っているんですが、うちみたいな会社が出して意味あるんでしょうか?

Xはお祭りと相性がいいんですよ。発売日やイベント当日みたいに、話題が集まる瞬間に出すと強いんです。
X(旧Twitter)の広告は、タイムラインに流れるふつうの投稿と同じ形で表示されます。見る人は、ニュースや話題を追いかけている最中です。写真や動画を眺める場所というより、「今なにが起きているか」を知りに来る場所だと考えると、広告の使い方が見えてきます。
答えを先に書くと、X広告に向くのは「今」に関わる商材です。新商品の発売、期間限定のキャンペーン、イベントやライブ、セール。話題にしてもらいやすく、その日のうちに動いてほしいものほど力を出します。反対に、何か月も比べて決める高額なサービスは、X広告だけで申し込みまで運ぶのは難しくなります。
この記事では、向く商材と工夫が要る商材、広告の形式、キャンペーン目的の選び方を書きます。仕様は2026年10月時点のXのビジネス向けヘルプによるものです。
この記事の要点
- 向くのは発売日・イベント・期間限定など「今」の商材
- 形式はまずプロモ広告の画像・動画・カルーセルから
- 目的は「何に対して払うか」で選ぶ
X広告は、話題の流れに差し込まれる
X広告の中心は「プロモ広告」です。ふつうの投稿と同じ見た目で、フォロワー以外の人のタイムラインにも届けられます。広告であることは表示されますが、いいね・リポスト・返信ができる点は通常の投稿と変わりません。
ここが、ほかのSNS広告との一番の違いです。広告に返信がつき、引用されて、さらに広がることがあります。うまく話題に乗れば、払った分より遠くまで届く。逆に、話題とずれた広告は流れの中で素通りされます。ふだんの投稿でのXの性格は、別の記事にまとめています。
あわせて読みたいX(旧Twitter)を企業アカウントで使う意味。向く会社と役割の決め方
ライブや発売日の告知は、Xの得意分野です。ファンが勝手に話題にしてくれる商材ほど、広告がよく効くんですよ。
向く商材、工夫が要る商材
X広告に合うかどうかは、業種より「話題になる日があるか」で決まります。
| 向きやすい | 工夫が要る |
|---|---|
| 発売日・公開日がはっきりしている(新商品・映画・ゲーム・本) | いつ買ってもいいもので、決まった日がない |
| 期間限定・数量限定のキャンペーン | 何か月も比べて決める高額なサービス(住宅・業務システム) |
| イベント・ライブ・展示会など、その日に動いてほしいもの | 来店できる範囲が狭いお店 |
| すでにファンや話題が生まれている商品 | 見た目で伝わらず、長い説明が要るもの |
例えば、地方の酒蔵が年に一度の新酒の解禁日に合わせて出すなら、「今日から」という一言がタイムラインの流れに合います。同じ酒蔵でも、ふだんの定番商品をなんとなく出し続けると、話題の中で目に留まりにくくなります。
高額なサービスでも、使い道はあります。展示会やセミナーの前に名前を知ってもらう、業界の話題に合わせて資料を読んでもらう、と役割を絞れば合わせやすくなります。申し込みは検索で受けるといった役割分けは、別の記事にまとめています。
あわせて読みたいSNS広告とリスティング広告の違い。探している人と、まだ探していない人広告の形式は、まずプロモ広告から
Xのビジネス向けサイトで紹介されている形式のうち、最初に知っておけばよいのは次のとおりです(2026年10月時点)。
| 形式 | 中身 | 向く使い方 |
|---|---|---|
| 画像(プロモ広告) | 1枚の写真で見せる | 商品・告知を一目で伝える |
| 動画(プロモ広告) | 動画で見せる | 使っている場面・イベントの空気 |
| カルーセル(プロモ広告) | 最大6つの画像や動画を横にめくる | 複数の商品・メニューを並べる |
| テキスト(プロモ広告) | 文章だけの投稿を、フォロワー以外にも届ける | 話題に乗る一言・お知らせ |
| 縦型動画・コレクション広告など | 縦の全画面や、商品を並べて見せる形 | 素材がそろってから試す |
Xのヘルプでは、クリエイティブを3〜5種類入れ替えながら出すこと、動画は6〜15秒にして字幕とブランドが分かる見せ方を入れることが勧められています。

長い説明を詰め込んだ画像を流すと、タイムラインではあくびされて終わりです。一言で止めるのがXなんですよ。
目的は「何に対して払うか」で選ぶ
X広告では、キャンペーンを作るときに目的を選びます。目的によって、何に対して料金がかかるかが変わります。Xのヘルプにある主な目的は次のとおりです(2026年10月時点)。
| 目的 | 料金がかかる対象 | 向く場面 |
|---|---|---|
| リーチ | 表示(インプレッション) | 発売日・イベントを広く知らせる |
| 動画の再生数 | 動画の再生 | 動画で空気や使い方を見せる |
| ウェブサイト訪問数 | リンクのクリック | 詳しいページへ連れていく |
| エンゲージメント数 | いいね・返信などの反応 | 話題を広げたい投稿 |
| 売上 | 表示(インプレッション) | サイトでの購入を増やす |
ほかに、アプリのインストールや、強い意図のある人に届けるキーワード(ベータ版)といった目的もあります。
届ける相手は、キーワード、興味関心、フォロワーが似ているアカウント、過去の投稿に反応した人、自社のリストなどで絞れます。話題に乗る商材なら、その話題で使われる言葉で絞るのがXらしい使い方です。
出す前に決めておくこと
X広告は返信がつく広告です。出す前に、返信が来たときに誰が、どこまで答えるかを決めておきます。質問には答える、批判には事実だけ返す、絡んでくる人には返さない、と線を引いておくと、担当者が一人で抱えずにすみます。

広告の返信欄が荒れると、逃げ出したくなりますよね。だからこそ、返し方は出す前に決めておくんです。
もう一つは、何を広告にするかです。ふだんの投稿で反応のよかったものを広告に回すと、外れにくくなります。当社では、XやInstagramのアカウントのリンクを入れると、伸びた投稿の共通点を読み解くSOCIAL DNAというサイトを自社で作りました。伸びた理由を言葉にしてから広告に回すと、次の素材も作りやすくなります。
X広告が合うかどうかから、一緒に考えます
HEART CREATIONでは、広告の配信と、そこに使う動画や画像の企画・撮影・編集、行き先のページまでを同じチームで引き受けています。
- 発売日やイベントから逆算して、出す時期と目的を決める
- 入口を変えた複数パターンを出し、2週間で結果を見て寄せていく
- 広告で伝えたことを、LPの一行目につなげる
「この商材はX広告より別の広告から」とお伝えすることもあります。初回のご相談は無料で、オンライン60分でも承ります。

合うか合わないか、気楽に話しましょう。次の発売日やイベントの予定があれば、それを持ってきてください。
よくある質問
X広告はどんな商品に向いていますか?
新商品の発売、期間限定のキャンペーン、イベントやライブなど、話題になる日がはっきりしている商品に向いています。何か月も比べて決める高額なサービスは、名前を知ってもらう役に絞ると使いやすくなります。
X広告の種類にはどんなものがありますか?
中心はふつうの投稿と同じ形で出るプロモ広告で、画像・動画・カルーセル・テキストの形があります(2026年10月時点)。ほかに縦型動画やコレクション広告などもあります。
X広告の料金は何に対してかかりますか?
選んだ目的によって変わります。リーチなら表示、ウェブサイト訪問数ならリンクのクリック、エンゲージメント数なら反応に対してかかると、Xのヘルプで説明されています(2026年10月時点)。
X広告に返信やコメントがついたらどうすればいいですか?
出す前に、誰がどこまで答えるかを決めておきます。質問には答え、批判には事実だけを返し、絡んでくる相手には返さないといった線を引いておくと、担当者が一人で抱えずにすみます。
